入れ歯治療 / むつ市あわさ歯科医院 / むつ市大平町の歯医者さん

「歯を失って初めて歯の大切さがよくわかる。」と言われますが、歯はただ単に物を食べるだけの機能ではありません。全身の健康にも影響する大切な機能です。

当歯科医院では、できるだけ患者様が入れ歯でお悩みにならないよう、丁寧な型採りを行い、お体に合う最適な入れ歯を製作させていただいております。

入れ歯には「総入れ歯」と「部分入れ歯」、そして「保険の入れ歯」と「自費の入れ歯」があり、使用できる素材も構造も様々です。まずは、患者様のお口の状態をしっかり診査・診断し、どのような入れ歯がお口に合うか検討いたします。

保険の入れ歯の最大のメリットは、治療費の負担が少ないことです。
入れ歯の厚みが出るため、違和感や食事の熱が伝わりにくく食感を感じにくいなどのデメリットはありますが、非常に経済的な入れ歯です。

保険の部分入れ歯

部分的に歯を数本失い、ブリッジなどの適用とならない場合には、部分入れ歯を入れます。
保険で作る部分入れ歯は、土台（床）の材料をレジン（プラスチック）で作り、その土台の上に歯を並べ、周囲の健康な歯に金属のバネで固定する仕様になります。
レジンで製作しなければならないために厚みが出てしまい違和感を感じる方もおりますが、できるだけ精密に型採りを行い密着感が出るよう工夫しております。

装着する部分の周囲に健康な歯が１本でも残っていることが条件となりますので、そのバネをかける歯をしっかり治療することが大切です。

【長所】: 費用が比較的安価。; ６ヶ月ごとに再製作できる。

【短所】: レジン床のため大きくて違和感がある。; 長期間使用すると変色し、歯がすり減りやすい。; 口を開けたときに、金属のバネが目立ってしまう。; 食感や熱の感覚も鈍く、食事がしにくい。; 素材に吸収性があるため匂いが付きやすい。

保険の総入れ歯

全ての歯を失ってしまった方が使用する総入れ歯は、歯茎（顎堤）で支えなければなりません。そのため、しっかり密着し安定感のある入れ歯を作る技術が求められます。
保険の総入れ歯も、レジンで製作しなければなりませんので、強度を保持するために厚みが出てしまいますが、精密な型採りを行い、安定し密着する入れ歯作りに努めております。噛むという入れ歯の基本的な機能については変わりませんので、コストパフォーマンスに優れた入れ歯と言えます。

【長所】: 費用が比較的安価。; ６ヶ月ごとに再製作できる。

【短所】: 大きく厚みがあり違和感がある。; 長期間使用すると変色し、歯がすり減りやすい。; 柔軟性に乏しく、たわみやすく破折しやすい。; 素材に吸収性があるため匂いや汚れなどが付きやすい。; 食感や熱の感覚も鈍く、食事がしにくい。

金属床義歯（部分入れ歯・総入れ歯）

金属床義歯とは、土台（床）の部分に金属を用いて製作した入れ歯です。
保険のレジン製の入れ歯は厚みにより強度を出しますが、金属床義歯は金属の土台部分で強度を確保しますので、軽量で薄い快適な入れ歯に仕上がります。そのため薄さも０．５ｍｍ程度で、異物感が少なく会話が楽になります。さらに食事の熱を敏感に感じることができ、食事もおいしく食べられるようになります。
また保険の入れ歯に比べて丈夫で、吸水性のある部分（プラスチック）が少ないので、匂いがつきにくいのも長所の一つです。
（顎の骨の状態によっては製作できない場合もあります。）